Architecture-consultant

建築の相談何でも受け付けます。設計士として12年業務をしています。設計コンサルタントを始めました。

地盤

 
本日は地形についてです
 
 
 
地球は今から約46 億年前に出来たとされている
 
その後、地殻変動や海進・海退などにより、現在の地形が形成されてきたと言われています
 
地形はその場所の地質や土質の状況をよく反映しています
 
地形を把握することで、良好な地盤であるか、
 
軟弱な地盤である可能性が高いなど、地盤の概略を判別することができ、
 
基礎設計を検討する上で重要な手掛かりになります
 
 
 
地形の種類ですが
 
 
 
低地 :軟弱であり、地下水位が高い
 
 
 
・自然堤防 表土数mは砂質土で比較的安定
 
・後背湿地 軟弱な粘性土、砂質土が堆積 腐植土の可能性有
 
・旧河道 腐植土を含み超軟弱、不均一な堆積
 
・開析谷 軟弱な粘性土、砂質土(一部腐植土)が不均一に堆積
 
・おぼれ谷 腐植土を含み超軟弱、不均一な堆積
 
砂州砂丘 砂質土が厚く堆積し比較的安定
 
潟湖跡 腐植土を含み超軟弱、均一と不均一な場合がある
 
・三角州 軟弱な粘性土、砂質土が厚く堆積
 
扇状地 表土以下に砂礫が厚く堆積 比較的安定
 
 
 
台地、段丘:低地より1 段高い段丘などの平坦地、比較的安定地盤(良好)
 
 
 
台地、段丘 表土以下にロームが堆積 比較的安定
 
 
 
丘陵地:台地より若干高く、浸食により平坦面が少なくなっている、安定地盤(良好)
 
 
 
崖錐・崩落土水に侵され軟弱化する土で間隙大
 
 
 
人工地盤 極最近:施工次第で良否が決まるが一般的に不安定地盤(不良)
 
 
 
・切土地盤 一般的には安定
 
盛土地盤 土質と施工で大きく異なる
 
埋立地 土質と施工で大きく異なる
 
 
 
ざっくり特徴をあげるとこんな感じです
 
後日、一つ一つの内容を紹介したいと思います

住宅ローン減税

昨日住宅ローン減税について政府が声明を出しました
 
政府、与党は4日、住宅ローン減税を受けられる期間を、現在の10年間から3年延長し、13年間とする方向で最終調整に入った。来年10月の消費税増税後の需要落ち込みを防ぐ狙い。
 
との事です。
私も自宅を建ててまだ、住宅ローン減税が残っていますが
その場合はどうなるのでしょうか?
消費税増税後の需要落ち込みを防ぐのは狙いとの事ですので
増税後の落ち込み対策なので
なんとなく増税後のローン開始になりそうですね。。。。
 
そもそも住宅は消費税10%になるのは確定なんですかね
 
また、新しい情報が入り次第報告します

建築ニュース

10月位に建築の法律で角地緩和や容積率の合理化など

設計する上で色々と有利になる法律が制定されました

 

その中の一つである宅配ボックス容積率緩和についてです

 

 

 

第7 宅配ボックス設置部分に係る容積率規制の合理化(令第2条第1項第4号及び第3項第6号関係)

自動車車庫等に加え、宅配ボックス(配達された物品(荷受人が不在その他の事由により受け取ることができないものに限る。)の一時保管のための荷受箱をいう。)を設ける部分についても、建築物の用途を問わず、当該敷地内の建築物の各階の床面積の合計(同一敷地内に二以上の建築物がある場合においては、それらの建築物の各階の床面積の合計の和)に1/100 を乗じて得た面積を限度として、容積率の算定の基礎となる延べ面積に算入しないこととした

 

このような内容ですが宅配ボックスについては容積率に算入しなくても良いという事になりました

 

今、新築マンションですと宅配ボックスが当たり前のようについています

今は、戸建用の小さい宅配ボックスや電柱に宅配ボックスをつけるような案まで出ています

今の時代に合わせた改定で良い改定だと思います

建築業界とは?

建築業界は昔から3kと呼ばれ

労働環境が厳しいイメージがあると思います

 

今回、残業の多い業界の記事を見つけたので紹介します

 

 

残業が多い業界は? 

転職・就職のためのリサーチサイト「Vorkers」の調査によると、

1位は「コンサルティングシンクタンク」で、月間平均残業時間は45.5時間(前年比6.8時間減)だった。

 

2位は「建設・土木・設備工事」の42.1時間(前年比6.6時間減)。同業界も過去5年間で月間残業時間が40.1時間減っており、労働環境の改善が進んでいることが分かった。

 

3位は「広告代理店・PRなど」の41.8時間(前年比4.3時間減)、4位は「放送・出版・新聞など」の39.1時間(前年比4.9時間減)、5位は「フードサービス・飲食」の38.6時間(前年比3.5時間減)、6位は「監査法人税理士法人・法律事務所」の37.3時間(前年比3.9時間減)と続いた。

 

  photo 業界別の残業時間(=Vorkers調べ)

 

記事にあるように建築業界も残業の面では改善が進んでいるみたいです
 
私も建築業界に15年近くいますが
記事の通り残業は減っています。
ただ、36協定など時代の流れが大きい気がします。
 

ブロック塀チェックポイント

ブロック塀の点検のチェックポイントについて紹介したいと思います。

こちらは見た目でわかるチェックポイントになります。

・塀は高すぎないか?
塀の高さは地面から2.2M以下か?

・塀の厚さは十分か?
塀の厚さは10cm以上か?
2Mを超えるときは厚さは15cm以上か?

・控え壁はあるか?
高さが1.2Mを超えるときに塀の長さが3.4M以下ごとに、
塀の高さの1/5以上突き出した控壁があるか?

・基礎があるか?
コンクリートの基礎があるか?

・塀は健全か?
塀に傾き、ひび割れはないか?

この5項目をみて該当するものがあるときは限りなく違反のブロック塀になります

自宅であれば作り替えをおすすめします。
近所であれば安全の為に近くを通らないようにしましょう。

 

ブロック塀について

本日政府がブロック塀について以下の発信を行いました 

 

27日、地方自治体が指定した災害時の避難路に面しているブロック塀について、

来年1月から所有者に耐震診断を義務付ける耐震改修促進法の政令閣議決定した。

耐震基準が強化された1981年以前に、

マンションや商業施設などの大きな建物で設置された塀が対象で、

一戸建て住宅の多くは除外される。

6月の大阪府北部地震でのブロック塀倒壊死亡事故を受けた再発防止策の一環

同法は既に、幹線道路など緊急輸送道路や通学路といった

避難路沿いにある一定規模の建物に耐震診断を義務付けているが、

塀にも拡大する

診断を受けずに放置すれば自治体が指導し、従わなければ物件名を公表する

 

との事です。

建築基準法でブロックの構造・高さは決めれれています。

自宅の周りで2Mを超えているブロック塀は危ないと思った方が良いと思います。

今度詳しい話をしたいと思います。

1級建築士

本日は1級建築士についてです。

来年受験資格がある人はそろそろ動く出す人もいると思います

では、一級建築士はどういう資格かというと

 

一級建築士は資格を取得すれば設計できる建築物の種類が多いことが特徴です。住宅からオリンピックのスタジアムまで幅広い設計可能。そのため受験資格の制限が厳しく、四年制大学卒業後(指定科目の取得が必要)、2年の実務経験が必要です。建築系の短期大学を卒業した場合、実務経験が3~4年必要となります。また、二級建築士を取得した方は、二級建築士として実務経験が4年必要です。

 

と受けるだけどもハードルが高い試験です

これから一級建築士を受けるために対策について紹介も出来ればと思います