1級施工管理技士~工程管理~
本日は1級施工管理技士の工程管理についてです。
工程管理とは工期をしっかりと守るために工期を管理することです。
施工の合理化や生産性の向上、労働生産性の向上について記述することが重要となります。
参考までに工程管理による施工の合理化・生産性の向上・工程短縮・省略化について
紹介したいと思います。
工事現場での工程管理(施工の合理化・生産性の向上・工程短縮・省力化)
・土工事
悪天候による根切り作業の遅延 水平切梁工法を地盤アンカー工法に変更 切梁がないため2箇所から並行し根切りし工法短縮
・鉄筋工事
悪天候による工程の遅延 ガス圧接継手を機械式継手に変更 天候の影響がなく予定の通りに鉄筋継手工法を確保
・コンクリート工法
発注者の設計変更に伴う工法の遅延 普通コンクリートを早強コンクリート使用に変更 養生期間の短縮による工程短縮
・建具工事
躯体工事の遅延に伴う日程短縮の要請 現場組立工法を工場組立工法に変更 組立工程の簡素化で工程短縮
・内装工事
内部建具の裾付け工程の遅延 石こうボードを化粧石こうボードに変更 クロス張りの省力化で工程短縮
ざっとあげるとこんな感じです。
自分の工程経験を生かして準備しておくと良いでしょう。
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