Architecture-consultant

建築の相談何でも受け付けます。設計士として12年業務をしています。設計コンサルタントを始めました。

1級施工管理技士~建設副産物対策~

建築副産物は、工事現場で出た建築副産物をどのように処理するかの対策を問う問題が出されます。
 
具体的な対策としては
再生利用・再利用・抑制・適正処分が当てはまります。

 

工事現場での建築副産物の具体的な対策(抑制、再利用、再生利用、適正処分)
としては
・再生利用 汚泥(ベントナイト溶液) 安定液は脱水処理し造園土として利用
・再生利用 コンクリートがら 再資源化設備で中間処理し再生骨材として駐車場の骨材として再生利用
・再生利用 金属くず スクラップとして有償売却
・再生利用 木くず 紙、ボード用のチップ、堆肥用のチップに再資源化
アスファルト・コンクリート塊 アスファルトコンクリートがら 破砕機で自社処理しコンクリートがらと同様に敷砂利として再生利用。再生資源施設で再生砕石、再生砂で再生利用。再生アスファルト混合物。
・建設汚泥 汚泥 ベントナイト泥水の転用、中間処理(脱水、固化)し土砂としての再生利用
・発生抑制(リデュース) 建設発生土 軟弱土をセメントで安定処理して発生土を抑制
・再使用(リユース) 掘削残土 捨土を変更し、花壇を提案し、花壇の土として再使用
・仮設工事 現場で発生したコンクリートガラを破砕し、路盤材量として再生利用する計画として実施した 環境負荷の軽減に貢献すると共に、材料のコストも低減できた
・内装工事 石膏ボード張りの材料を、現場加工から工場加工に変更する計画として実施した 石膏ボード屑の発生が抑制されると共に、施工における仕上げの精度も向上した
・発生抑制 鉄筋工事 鉄筋は工場組立とし副産物の発生を抑制した 鉄筋の組立時間が短縮され、組立制度が良かった
・再生利用 外構工事 ショベルアタッチメント破砕し路盤材とした 道路の路盤材量として有効に再利用できた
アスファルト・コンクリートの塊 ショベルアタッチメントで破砕し路盤材として 道路の路盤材量として有効に再利用できた
・木くず 腐食した木くずは形状を整え、燃料とした 埋立処分を避け再資源化ができ負荷が軽減された
地球温暖化 建設機械は排ガス規制の条件を満たしたものを選定 省エネ運転の徹底
・資源の枯渇 徹底した分別収集により、再資源化して、再生品の利用を促進
・大気汚染 排ガス対策車活用
・土壌汚染 六価クロムを抑制するためセメントでなく石灰を用いて地盤改良
地盤沈下 山留め工法は、ヒービング、ボイリングの生じない工法を選定
自分の経験を纏めて試験では書けるようにしておきましょう。