一級施工管理技士 仮設配置計画
本日は一般記述の施工計画になります。
重要な所をまとめたので参考にして下さい
仮設配置計画
山留め支保工
施工にあたり、地下埋設物を事前に調査し必要により移設等の措置をする
隣接する住宅の壁の現状を調査し写真等で施工前の状態を記録しておく
振動などの影響を受けやすい施設を事前に把握しておく
乗入れ構台の設置
構台の作業床には墜落防止用の高さ85cm以上の手すりを設置する
構台の支柱は相互に水平つなぎ材及びブレースを用いて組み立て、緊結金具を用いて堅固に固定する
構台の支柱と山留めの中間支柱と兼用していないことを確認する
荷受け構台の設置
荷受け構台は、最大の荷重に対して十分な耐力を有することを確認する
荷受け構台の配置は、揚重された材料を作業場に搬入しやすい位置とする
荷受け構台の広さや形状は、荷揚げされる材料等により適切なものとする
ゲートの設置
ゲートは、最大寸法の荷物を有する車両が円滑に通行できるよう、幅、高さなどを定める
ゲートは盗難防止のため、施錠出来るようにする
ゲートの扉は、引戸又は内開きとする
ゲートの位置は、交通量の多い道路を避け、交通量の少ない場所に設ける
仮設電気設備の設置
放送・通信・警報設備の配線計画を定める
工程ごとの幹線の配線計画、負荷設備の配線計画は、現場中央で出来るだけ盛替えの少ない位置に配置するように定める
仮設道路の設置
仮設道路位置は、ゲートの位置と、揚重設備及び資材置場と円滑な動線上に設ける
仮設道路の幅は、搬出入時の荷物の最大値に余裕を見込んだものとする
仮設事務所の設置
仮設事務所はゲートの近くで搬出入の機材、人の動きが管理しやすく、出来るだけ盛替えの必要ない位置とする
給水・排水・電力などの供給が容易な位置に配置する
仮囲いの設置
仮囲いは、高さが1.8m以上の鋼製板を用いることが多い
転倒しないように、埋込み材の根入れ深さは地盤に応じて引抜きの生じない長さとする
揚重施設の設置
揚重施設の基礎は、揚重荷重の大きさに十分安全な剛性を有すること
揚重施設の設置位置は、ゲートからの動線に近く、搬入が容易な場所で、かつ、揚重後においても、作業場までの運搬が容易な場所とする
外部足場の設置
敷地の地盤の高低差、隣地境界など設置スペースと外部への危険防止に留意する
足場の平面割付、作業床と外壁のすき間隔、手すり、安全ネットの取付けを検討する
移動式クレーンの設置
作業半径内に障害物のないことを確認する
作業開始前の安全点検は、ブレーキ、クラッチ、警報装置、コントローラーについて行う