Architecture-consultant

建築の相談何でも受け付けます。設計士として12年業務をしています。設計コンサルタントを始めました。

1級施工管理技士~躯体工事3~

本日で躯体工事の最後になります

 

型枠の組立て・締付け

 

セパレータは、できる限り、型枠面と垂直になるよう取り付ける
締付ボルト(締付け金具)は、できる限り、内端太や縦端太に近接させて締め付ける。そうすると、せき板の内側への変形を抑制することができる

 

 

鉄骨の現場溶接作業

 

風速が2m/s以上になる場合、シールドガスが拡散してしまうので、防風対策を講じる必要がある
ブローホールを発見するためには、超音波探傷試験を行う

 

アースドリル工法のコンクリート打設における施工上の留意事項

プランジャーを用い、最初のコンクリートと泥水が混合しないようにする
レミー管の引き上げを行う際、その最下端部は常にコンクリート中に2m以上潜らせておくようにする

 

鉄骨の組立てにおける施工上の留意事項

 

ガス圧接・アーク溶接継手位置は、隣接する継手位置は相互に400mm以上離して配筋する
鉄筋のあきは、「粗骨材の最大寸法の1.25倍以上」「25mm以上」「鉄筋直径の呼び名の数値の1.5倍以上」のうち最も大きい数値とする

 

パイプサポートの施工上の留意点

高さ3.5mを超えるパイプサポートには、高さ2m以内ごとに水平つなぎを2方向に設ける
パイプサポートの脚部には、敷板を敷き、それをベース金具で固定し、根がらみを設ける

 

鉄骨建方仮ボルトの施工上の留意点

 

仮ボルトには中ボルトを用い、その本数は1群の高力ボルト数の3分の1程度かつ2本以上とし、それをバランス良く配置して締付ける
エレクションピースを使用する仮ボルトは、その全数を高力ボルトとし、締付ける

 

鉄筋ガス圧接:許容圧接面隙間

 

鉄筋ガス圧接の圧接端面のすき間は2mm以下とする
鉄筋は中性炎の状態で圧接面を中心に鉄筋径の2倍程度加熱し圧接し、ふくらみを確認する

 

塩化物含有量:砂

レディーミクストコンクリートの塩化物含有量は、塩化物イオン量として0.30kg/㎥以下である
レディーミクストコンクリートに使用する砂(細骨材)の塩化物量は、NaCl換算で0.04%以下とする

 

コンクリート打込み:シュート配置間隔

 

コンクリートの打込み高さは、シュートの出口からの自由落下させる高さは、できるだけ低くして材料分離を防止する
斜シュートは材料分離しやすいが、使用するときは、その傾斜角度は水平に対して30度以上とする

 

トルシア形高力ボルト

 

すべてのボルトのピンテールの破断を確認する
1次締め後に付したマークのずれ、ボルトの余長(1山~6山)を目視で確認する

 

スタッド:曲げ検査

 

スタッド溶接部の15°打撃曲げ検査は100本又は主要部材1本または1台で溶接した本数のいずれか少ないほうを1ロットとし、1ロット1本を抜取り検査する
打撃曲げ検査により、曲げ角度15°とし、溶接部に割れその他欠陥のないものを合格とし、1ロット全部を合格とする

 

親杭横矢板工法における、横矢板の設置の施工上の留意点

 

矢板の挿入を行う掘削は、必要最小限とし、削り過ぎを防止し、横矢板のゆるみと地盤上の沈下を抑制する。削り過ぎのときは、裏込めを行う
矢板は先行矢板と後続矢板を突合わせを空隙をなくし、パッキンで裏込め材と横矢板を密着させ、地盤のゆるみと沈下を防止する

 

鉄骨工事における、バーサポート又はスペーサーの設置の施工上の留意点

 

スペーサーは、転倒及び作業荷重等に耐えられるものとし、スラブのスペーサーは、原則として鋼製とし、その数量を施工図で確認する
鋼製のバーサポートは、水平の鉄筋の位置を保持するためのもので、型枠と接する部分は、かぶりの厚さに相当する部分を防錆処理されていることを確認する

 

コールドジョイントの発生防止の施工上の留意点

 

打重ね時間間隔の限度は、外気温が25℃未満150分、25℃以上で120分を目安とし、再振動が可能な時間以内とする
計画された打込み区画内では、先行コンクリートと後打ちコンクリートとが一体となるよう連続して打ち込む

 

鉄骨の建方における、仮ボルトの締付け

 

仮ボルトは中ボルトを用い、高ボルト継手の1群の1/3程度かつ2本以上を用いバランス良く配置し締め付ける
溶接継手におけるエレクションピースに使用する仮ボルトは、全数高力ボルトとし、全数を締め付ける

 

地盤調査:地盤の平板載荷試験

地盤の平板載荷試験は直径30cmの円形の載荷板に油圧ジャッキで圧力をかけて、荷重強さを地盤の沈下量で除して地盤の支持力特性を求める

 

 

土工事:根切りの床付け面仕上げの施工

 

通常は、床付け面上約30~50cmは、手掘りとすることが原則である。比較的安定している地盤では、バックホウのショベルの刃を平状のアタッチメントに替えてゆっくりと切削することもある

 

 

鉄筋工事:鉄筋の継手と隣接鉄筋のずらし方

圧接又は溶接継手では、間隔400㎜以上である
重ね継手では、重ね継手の約0.5倍以上ずらすか、1.5倍以上ずらす

 

地業工事:場所打ち杭の杭頭処理の施工の留意点

 

 
杭のはつり位置にビニールチューブをテープで鉄筋に巻き付け、コンクリートとの付着を阻止し、はつりを容易にし、杭のひび割れを防止する
コンクリートの養生に悪影響がなくなった後、できるだけ早期にはつり取る

 

型枠工事:柱又は梁型枠の加工・組立の施工の留意点

 

型枠のせき板加工・組立寸法は躯体図に示す所要の寸法であることを確認する
コンクリートの側圧に対して十分安全な端太材間隔を確保していることを確認し堅固に組み立てる

 

ひび割れ防止のための打設方法又は養生方法の留意点

 

梁と床のように打込み深さの異なる境界で沈下の状態が異なるので、沈みひび割れが発生したときタンピングをしてひび割れを閉じる
打込み後、所定の期間、湿潤養生をするため散水等を行う。直射日光を避け、風を防ぐ措置を行い水分の急激な蒸発を防止する
 

トルシア形高力ボルトの締め付けの留意点

 

使用するボルトの直径・長さ、仕様が、設計図書に適合していることを確認する
トルシア形高力ボルトの締め付けは、ピンテールが破断するまで行う