Architecture-consultant

建築の相談何でも受け付けます。設計士として12年業務をしています。設計コンサルタントを始めました。

無垢材について

昨日までに内装の壁・天井・床の内容をお話してきました
今度は設備や照明・カーテンなどの話をしたいと思います。
その前に今まで紹介した壁・天井・床の注意点などについて紹介します。

本日は床材の無垢についてです。
無垢材や挽板・突板・シート貼り床板などを紹介しましたが
なんとなくのイメージですが無垢材が良いというイメージがあると思います。
でも何が良いのか今いちわかりにくいと思います。
何が良いかというと素足で歩いてみるとわかると思います。
無垢板や挽板は、木そのものの良さを充分に感じられるよう、表面の塗装に工夫をしているものが多いです。日本人は靴を
脱いで生活する文化があるので、床の触感は意外と重要です。
なので自分は基本家で素足で歩かないよ・感触はどうでも良いという方は
高い無垢を選ぶ必要はないと思います。
また、無垢板は、本物の木ならではのあたたかな風合いと豊かな表情を持っていますが、
それに伴うメンテナンスのむずかしさや、反り・隙といった特性も含めてお付き合いいただく覚悟は必要です。
無垢という響きはとても魅力的ですが、おそらく皆さんが想像されているよりも、
木というものは梅雨どきの湿気や冬場の乾燥で伸縮するものになります。

デメリットも言いましたがそれに変えても無垢の質感は唯一無二のものがあると思います。