Architecture-consultant

建築の相談何でも受け付けます。設計士として12年業務をしています。設計コンサルタントを始めました。

壁・天井のコーディネート

本日は壁・天井クロスのコーディネートについてです


インテリアのベースになるクロスは、何より飽きのこないことが重要です。
ベースカラーにふさわしい落ち着いた色を選び、家具や小物が引き立つようにしたいです。
壁クロスと天井クロスは、別々に考えるのではなく、トータルにコーディネートします。
基本は壁と天井を同じ仕上げにします。
床の色を落ち着かせ、壁、天井の順に明るくしていくと安定感があり、天井が高く見える視覚効果が得られます。
逆に、天井に色をつけると落ち着いたムードのある空間に仕上がりますので、寝室や書斎スペースに適しています。


たとえば壁の一面だけを濃い色にしたり、海外のインテリアに見られるような柄物のクロスを部分使いして
みてはいかがでしょう。ワンランク上の、ハイセンスなインテリアに仕上がります。

もっとも普及しているのがクロスですが、これはコストパフォーマンスとお手入れの簡単さ、
種類の豊富さ、施工のしやすさなどによるものです。
その他の壁材は素材や種類によって価格差が出ますが、
一般的に塗り壁がクロスの次に安価で、木質パネル、タイル、石の順にコストが高くなっていきます。

壁や天井をアクセントでいろいろな素材を使ってみると部屋が一段と高級感が出ます。
特に建物の顔である玄関の一部に石貼を設けると良いと思います。
我が家も石貼りに間接照明を施し、高級感を演出しています。